バイオ&サーキュラーレジ袋プロジェクト

私たちの日常生活に欠かせないプラスチック。
しかしその便利さの裏には
地球温暖化やごみ問題といった社会課題が隠れています。
プラスチックを取り巻く課題への対応、
またその対応を象徴する取り組みとして
ローソンと三井化学が協働し、
バイオマスとリサイクル素材を活用した
100%サステナブルなレジ袋を開発しました。

※ マスバランス方式を採用
※ 添加剤やインキ等、副原料を除いた主原料ポリエチレンの比率になります。

スキーム概略図

~バイオ&サーキュラーレジ袋プロジェクト~
スキーム概略図

※1 マスバランス方式とは、バイオマスやリサイクルの特性を製品に割り当てる仕組みです。 実際にこのレジ袋に含まれている割合ではありません。
※2 添加剤やインキ等、副原料を除いた主原料ポリエチレンの比率になります。

  • レジ袋主原料に、バイオマス・リサイクル特性を割り当てたポリエチレンを100%使用

    ※マスバランス方式を採用
    ※添加剤やインキ等、副原料は除く

  • 食料競合に配慮し、非可食(廃食油・廃棄油・残渣油)を由来とするバイオマス原料を使用

  • ケミカルリサイクル技術を活用して廃プラスチックをリサイクルした原料を使用

プロジェクト概要
社会的背景
プロジェクト実施背景

マスバランス方式とは?

「マスバランス方式」とは、「原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料(例:バイオマス由来原料)がそうでない原料(例:石油由来原料)と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法」(環境省バイオプラスチック導入ロードマップ)を言います。

マスバランス方式 説明動画

https://www.youtube.com/watch?v=ezL3mF1UsWE&t=77s

石油由来のプラスチック・化学品と物性が全く変わらないこと、これまで難しかった素材でもバイオマス化やリサイクル由来とすることが可能になるなど、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー社会の実現に向けて社会全体のバイオマス度やリサイクル率を向上させるための重要なアプローチです。
三井化学グループでは、既に約50の製品群でマスバランス方式によるバイオマス・リサイクル製品を提供しております(2026年1月現在)。

バイオ&サーキュラーレジ袋のCO2削減効果

バイオ&サーキュラーレジ袋のCO2削減効果
バイオ&サーキュラーレジ袋のCO2削減効果

担当者コメント

  • 株式会社ローソン
    商品本部
    緒方様

ローソンでは環境ビジョン「Lawson Blue Challenge 2050!」において、2030年度までにプラスチック製レジ袋100%削減を目標に掲げております。
三井化学様よりご提案を受けたマスバランス方式でのアプローチによりバイオマスとリサイクルの両輪で取り組むことを実現できるため、採用に向け検討を開始しました。
まずはレジ袋の辞退率も高いナチュラルローソンで実験的に展開します。製造やコストの課題もありましたが、一番苦労したのはマスバランスアプローチのお客様への伝え方です。同様の認証制度でFSCやフェアトレードが一般的に定着する中、プラスチックの認証制度を少しでも多くの方に知っていただける取組になればと考えております。

  • 三井化学株式会社

地球温暖化やプラスチックごみ問題といった社会課題に対し、大気中のCO2削減効果に優れるバイオマスナフサや、より多くの廃プラの資源化・資源循環に貢献するケミカルリサイクル技術由来の廃プラ分解油は、環境負荷低減に貢献する次世代原料として世界的に注目されています。
こうした中、バイオマス原料とリサイクル原料を主原料に100%使用したレジ袋がナチュラルローソン店舗で導入されることとなりました。社会課題に真正面から向き合う象徴的な製品であり、業界としても先進的な取り組みです。検討過程では多くの課題に直面しましたが、ローソン様の環境問題に対する意識の高さと導入に向けた熱意が原動力となり、実現に至りました。この取り組みが一人でも多くの方の環境問題を考えるきっかけとなれば幸いです。